1ヶ月でTOEICのリスニングで400点以上を取った勉強法

TOEIC

TOEICでハイスコアを目指す方にとって、リスニングで400点台を取ることは非常に難しいと思われがちです。

特に、TOEICの点数が~700の方は、リーディングがそこそこ出来て、リスニングはいまいち、といった方が多いのではないでしょうか。

実際、私自身もTOEICの勉強を始めたときは、リスニングが250点、リーディングが350点ぐらいだったと記憶しています。

しかし、勉強を始めて最初の1ヶ月間、徹底的にリスニング対策をした結果、問題集の採点では400を超え、本番では460点を取ることが出来ました。

なぜ、僕が短期間でここまで点数伸ばすことができたのか?

その答えは、ただ問題を解くのではなく、効率的に点数を伸ばすために戦略的な勉強法をしたからです。

この勉強法を皆さんにお伝えしていきたいと思います。

前置きが長くなりましたが、この記事は、

  • リスニングで400点台を取りたい!
  • でも、目標の期限(大学入学、就職、転職)まで時間がない
  • 何とかTOEICで500~600点は取れたけど、800点以上を取りたい!
  • 短期間で効率的に点数が伸ばせる勉強法が知りたい!

といった悩みをお持ちの方に向けて書いています。

僕がTOEICの勉強を始めて1ヶ月間で400点台を取ることが出来た勉強法を惜しみなく解説していきます。それでは、早速見ていきましょう。

 

TOEICのリスニングで400を超えるために必要なことは?

問題集を完璧に

TOEICの勉強において、一番大切なのが、良質な教材を徹底的に学習することです。

なぜなら、最も効率良く目標の点数まで到達することが出来るからです。

実際に、2ヶ月後のTOEICで絶対に800を取ると決めていた僕は、本番に近い形式のものを学ぶのが最も効率が良いと考え、公式問題集を中心に学習しました。結果、最初は250点ほどだったリスニングの点数が、本番では460点を取ることが出来ました。

ですので、よほど時間に余裕がある方以外は公式問題集を中心に学習するようにしましょう。

スキマ時間はリスニング

リスニングの点数を上げるためには、移動時間、スキマ時間も余すことなく勉強するのが良いでしょう。

リスニングだけなら、電車に乗りながら簡単にできますし、何より貴重な時間を有効活用できます。

例えば、通勤、通学時間が1時間だとして、その間にひたすらリスニングをすれば、1ヶ月で16時間程度の勉強時間が確保できます。

1ヶ月で400点を超すためにコツコツ積み上げていきましょう。

教材

公式問題集

リスニングで400点を超えた勉強法とスケジュール

ここからは、僕が実際に行ったリスニングの勉強法を徹底解説していきます。

流れとしてはこんな感じです。

①問題集を解く(1週目~)

②パート別勉強(1週目~2週目)

③①に戻り、新しい問題集を解く

④本番に向けた対策(本番1ヶ月前~)

それでは、一つ一つ解説していきます。

問題集を解く

まず最初に、問題集解きましょう。

リスニングセクションの制限時間、45分計って解いてみてください。

解き終わったら採点と直しです。

この時点での点数は全く気にする必要がないので、間違えた問題を中心に直しをしっかりと行ってください。

この時、間違えた原因(単語を知らなかった、聞き取れなかった等)、文法、単語、発音、他の選択肢なども併せてチェックしておきましょう。

公式問題集に載っている英語は、本番の試験で出てくる可能性があるものばかりなので、骨の髄までしゃぶるかのように学びましょう。

パート別勉強

part1

part1は、写真を見て、それに合った内容のものを4つの選択肢の中から選ぶという問題です。

このパートは比較的簡単で、基本的な単語、動詞、前置詞さえ押さえてしまえばほぼ満点が取れます。

注目する点としては以下3つです、

  • 問題文が流れる前に、写真を見て内容を予想しておく
  • 「名詞」、「動詞」、「場所を表す前置詞」に注目する
  • 頻出表現を押さえておく

 

part1は問題集を2回分やれば十分に対策できると思います。

 

part2

part2は、英語の短い文章に対する答えを、3つの選択肢から選ぶ問題です。

このパートでは、何を聞かれているのかを短い文章から一瞬で理解する必要があるため、ある程度のリスニング力が試されます。

注意する点としては、以下の3つです。

  • 疑問詞とそれに対する返答が適切かどうか
  • 似た発音の単語を押さえておく
  • 定型文表現も押さえておく

 

part3

part3は、複数人の会話を聞き、問題に対する答えを問題用紙に書かれた3つの選択肢の中から選ぶ問題です。

10秒以上の長い英文を耳だけで処理することになるので、一度内容が追えなくなると大問1つごと間違えてしまう可能性があるので注意が必要です。

注目するポイントとしては以下の通りです。

  • 英文がどのように発音されているのかをしっかり聞く
  • 口語的な表現を押さえておく
  • リスニング・シャドーイングで英語を目と耳でリンクさせる

 

part4

part4では、一人のスピーカーがトークを聞き、問題に対する答えを問題用紙に書かれた3つの選択肢の中から選ぶ問題です。

part3とは違い、スピーカーが一人だけなので、話の流れが変わらず、より詳しく内容を理解する必要があります。

注目するポイントとしては以下の通りです。

  • 問題のジャンルを把握する
  • 先読みの徹底
  • リスニングとシャドーイングの徹底

本番に向けた対策

本番2週間前になったら、公式問題集を本番のように45分計って解いてみましょう。

本番に近い環境でできるように、

  1. 静かな環境で解く
  2. 音声を遠いところで大きく流す
  3. マークシートに塗る練習もする

以上の3つに注目しながら解いてみましょう。

まとめ TOEICのリスニングで400点を取ろう!

TOEICのリスニングでは、慣れない発音、知らない単語や表現の学習、問題の先読みなど、非常に多くの勉強が求められます。

しかし、裏を返せば苦手な箇所を徹底的に学習するだけで、400点を超すことが出来ます。

しっかりとリスニングの問題形式を理解した上で対策を行えば、点数を上げながら実際に使える英語力を身に着けることが出来ます。

是非ここで紹介した勉強法を実践して、TOEICのリスニングで400点を取りましょう。