この記事にたどり着いたあなたは、こんな悩みをお持ちではありませんか?
- 時間が足りない!
- 点数が伸びない!
- でも、何を勉強すれば良いか分からん!
- リーディングで400点を取りたい!
僕もTOEICの勉強をしていたとき、全く同じ悩みを抱えていました。
しかし、勉強の中で試行錯誤を繰り返し、1ヶ月間自分なりの効率的な勉強法を見つけた結果、本番の試験では400近い点数を取ることが出来ました。
また、この勉強法を教えた友人も100点以上スコアがアップし、「時間通りにテスト終わった!」という子が多かったので、「これは再現性があるぞ!」と思いこの記事を書くに至りました。
なので、この記事では実際に僕が400点近くを取った効率的な勉強法を、具体的な手順やスケジュールを含めて解説していきます。
Contents
TOEICのリーディングで400を超えるために必要なことは?
TOEIC用の語彙を完璧に
リーディングのスコアアップにおいて最も重要なのは、語彙力です。
冒頭でもお話ししたように、TOEICのリーディングでは速読力が試されます。一つ一つの語彙で止まっている暇はありません。反射的に英語から日本語に処理するためには、高い語彙力が必要なのです。
語彙力強化のために、金のフレーズなどの単語帳が必要かと思われるかもしれませんが、僕が紹介する勉強法では単語帳は必要ありません。
僕が語彙力強化に使ったのは公式問題集だけです。
これを、
- 公式問題集を解く
- 知らない語彙をノートにまとめる
- ノートをスキマ時間に復習
という手順で繰り返しやっていれば、400点レベルの語彙力であれば十分でしょう。
語彙力はリーディングのスコアにそのまま直結するので、めんどくさがらずにコツコツ積み重ねていきましょう。
速くて正確な読解力
語彙だけ完璧にしても、TOEICの点数は伸びません。
リーディングの問題数は全部で200問あり、そのうちのpart6,part7の170問が長文問題なので、速くて正確な読解力が必要不可欠です。
僕が読解力を上げるために行っていた方法は2つ、精読と音読です。
精読とは、英文を時間をかけて読み、しっかりと理解することです。接続詞などに注目した文章の構成や、語彙の意味などに注目して読み進めていきます。
音読とは、その名の通り英文を声に出しながら読むことです。精読でしっかりと理解した英文を音読することで、語彙や表現をインプットできるだけでなく、英文の処理能力も向上します。
なので、part6,7の勉強の際には、精読と音読をしっかりと行いましょう。
教材
公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 8
リーディングで400点を超えた勉強法とスケジュール
ここからは、僕が実際に行ったリーディングの勉強法を徹底解説していきます。
勉強開始から2か月後がTOEICのテスト本番だとすると、流れとしてはこんな感じです。
①問題集を解く(1週目~)
②パート別勉強(1週目~2週目)
③①に戻り、新しい問題集を解く
④本番に向けた対策(1ヶ月~)
それでは、一つ一つ解説していきます。
問題集を解く(1週目~)
まず最初に、問題集解きましょう。
リーディングセクションの制限時間、75分計って解いてみてください。
解き終わったら採点と直しです。
この時点での点数は全く気にする必要がないので、間違えた問題を中心に直しをしっかりと行ってください。
この時、間違えた原因、文法、単語、発音、他の選択肢なども併せてチェックしておきましょう。
公式問題集に載っている英語は、本番の試験で出てくる可能性があるものばかりなので、骨の髄までしゃぶるかのように学びましょう。
パート別勉強(1週目~)
part5
パート5では、それぞれの設問で単語がひとつ欠けた文章が与えられ、それに対する4つの選択肢の中から空欄にあてはまる適切な単語を選びます。
注目するポイントとしては以下の通りです。
- 「単語の意味」「品詞」「時制/動詞の活用」の出題が多い
- 1問20秒で解く、分からないなら適当に答える
part5はある程度出題傾向が決まっているので、苦手な部分だけピックアップして、文法書などで勉強すると良いでしょう。
part6
パート6は長文の穴埋め問題です。文中の空欄部分に当てはまる選択肢を3~4つの選択肢から選びます。パート5とは異なり、選択肢は単語だけでなくフレーズや文もあります。長文は4つの大問からなり、それぞれ4問の穴埋め問題があります。
注目するポイントとしては以下の通りです。
- 空欄の前後に注目
- 接続詞の後にも注目
part7
パート7は問題文がひとつだけのの問題と2,3個の文章を読む問題とに分かれます。語彙力や文法はもちろん、内容を的確に把握しているかが問われ、TOEICにおいて最も難易度が高い問題です。
注目する点としては以下の通りです。
- あらかじめ設問を読んでおく
- 読み返さずに内容を把握できるようにする
- 問題用紙に書き込めないため、内容をしっかりと記憶する
本番に向けた対策(1ヶ月~)
本番2週間前になったら、公式問題集を本番のように75分計って解いてみましょう。
本番に近い環境でできるように、
- 静かな環境で解く
- マークシートに塗る練習もする
以上の2つに注目しながら解いてみましょう。
もちろん、解き終わったら、復習と各partごとの対策もしっかりと行ってください。
まとめ TOEICのリーディングで400点を取ろう!
TOEICのリーディングでは、ビジネス単語や表現の学習、高い読解力など、非常に多くの能力が求められます。
しかし、裏を返せば、これらの中で苦手な箇所を徹底的に学習するだけで、400点を超すことが出来ます。
しっかりとリーディングの問題形式を理解した上で対策を行えば、点数を上げながら実際に使える英語力を身に着けることが出来ます。
是非ここで紹介した勉強法を実践して、TOEICのリーディングで400点を取りましょう。